2014/08/29 MOTI MAHAL

 Covent Garden 駅近くにある、インドのデリーに本店を持つ、言わずと知れた超有名高級インディアンです。タンドリーチキンはここのデリー本店が発祥。また、日本人にも人気の高いバターチキンカレーは英国が発祥と言われており、やはりこの店を避けて通ることは出来ませんね。

↑まずは pear & honey のラッシーで喉を潤します。カップルでもないのにストローが2本挿してあるのは不思議(笑)。

↑特にスターターっぽいものはオーダーしなかったのですが、このフレッシュヴェジタブルがデフォで付いていました。余計な物オーダーしないで良かったぁ。セルフでカットするシステムも楽しいですが、何と言っても野菜のクオリティにビックリ。ものすごいフレッシュです(まあ、それなりの高級店だからですけど)。

↑調味料までセルフ調合でした。ベイリーフの入ったオイル、左の擂鉢に特製ガラムマサラ、右の擂鉢に岩塩とカレーリーフが用意されているので、この3つをお好みで使います。

↑圧巻のタンドリー料理。インド国旗的三色のチキンティッカは、緑:ミント&バジル、赤:カシミールチリ&ポピーシード、白:ペッパー&ディル。これを独り占めできるとは何と幸せなことか。

↑そしてこれが本家本元の MURGH MAKHANI (BUTTER CHICKEN) です。どういうわけか特に日本のバターチキンにはドライのフェヌグリークリーフ(カスリメティ)を散らすのが必須と思われているようですが、これを見れば幻想であることが分かりますね。フェヌグリークリーフは使い方を間違えると料理が台無しになってしまいます。この料理にトッピングされているのはフレッシュコリアンダーリーフです。また、砂糖で甘くしたりすることは全くなく、むしろチリがしっかり効いていて攻撃的ですらあります。要するに甘くてマイルドなお子様用カレーとは似ても似つかぬ代物だと言えます。

↑そしてこのバターチキンに合わせたのはもちろんライスではありません。Tokri という、シェフの気まぐれ的な日替わりタンドリーブレッド2種。これはその片方のナーンです。黄色いのはサフラン、白い粒はセサミ(ゴマ)です。

↑もう一方はロティです。ミックスヴェジタブルが練りこんであるタイプ。こちらは崩れやすくてやや食べ難かったですね。

↑デザートの前にサーブされた、水をかけると膨らむタオル。この間テレビで見たやつです。

↑調子に乗って、デザートにクルフィ・ファルーダをオーダーしてみました。初めて目にする、衝撃的なルックスです(笑)。底がリンゴのコンポートのようなもの、その上の麺はバミセリ、頂上がクルフィとなっておりました。