2014/12/15 TECK TEH 徳地

↑クラン・バクテーの一番の老舗(肉骨茶の発祥店とされる)で、創業70年以上にもなり、お店の看板も年季が入り過ぎて薄れちゃってます。現在で3代目になるようです。少し予習をしていったので何とかなりましたが、何も知らないでいきなりこの店に入るにはかなり勇気がいります。とりあえず肉骨茶を注文すると茶葉を渡されるので、セルフ・サービスでヤカンのお湯を注ぎ、小さな湯呑みにお茶をぶっかけて熱湯消毒します。一番煎じと二番煎じくらいまでは飲まず、消毒用に使ったらお茶は廃棄。これは、茶葉自体を洗浄したり開かせたりする意味合いもあるようで、三番煎じくらいから飲めます。さて、肉骨茶スープは意外にも薬膳ぽさが皆無。塩気はやや強いのですが、日本人なら恐らく大半が好きだと思う味でしょうね。肉以外は特に何も具が入っていない超シンプルな構成です。スープの量は少なめですが、味も良く、肉質も文句ありません。本当に美味しくてホッとひと息。わざわざ早起きして一時間弱、電車に揺られてやって来た甲斐があったというものです。ちなみに、この時はまだ朝の8時台です(笑)。